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片付けをしてもすぐに散らかってしまいます

Q家族が片づけに協力してくれません

我が家は夫と中学生の長男と小学生の長女の4人家族ですが、私がどんなに片づけをしても、家族は出しっぱなしの脱ぎっぱなしです。
長女は片づけに協力的ですが、夫や長男は何度いってもいうことを聞いてくれません。頑張って片づけをしているのに悲しくなってきます。家族にも片づけをしてもらえるようにする方法はないでしょうか。
あと、片づけをしていたら、もう着ないであろう服や使っていないバッグ、その他大量の不用品が出ました。こういった物は捨てるとどれくらいかかるのでしょうか。

A家を常にきれいにするためのルールを作る

部屋が散らかっているのに片づけてくれないのはルールの設定が正しくないかもしれません。
片づけをしなくても部屋をきれいに保つルールを作ってみましょう。

収納場所を分かりやすくする

散らかっているのが気になっても、どこに片づければいいのかわからず、面倒でそのままにしているパターンが多く見られます。
まずは収納場所を明確にしておけば、片づけてくれるかもしれません。
例えば、カバンやバッグは帰宅したら投げっぱなしになっていることが多いでしょう。収納する箱を置き、一時置き場を確保することでカバンやバッグが散らかることを防げます。
家族が共有して使うテレビやエアコンのリモコンも行方不明になりがちです。リビングの目立つ場所に収納するリモコンいれを置いておくと自然と使ったら、リモコンいれに戻すようになります。

床に物を置かない

片づけを始めるときは、床に置いてある物をまず片づけて、掃除機をかけていないでしょうか。床に物を置いていると、それを持ち上げて、移動しないといけないので、片づけを面倒に感じてしまいます。
片づけを面倒に思わないためには床に物を置かないルールを作るのです。
床に物がなければ掃除機をかけるのが楽になります。掃除機をかけるのが楽だとキレイな状態を維持できるようになるので、床に物をおかないルールを徹底するようにしましょう。

片づけのための収納を増やさない

やりがちなのが片づけのために収納グッズを買うことです。ごちゃごちゃした部屋に収納グッズを買ってきても、物が入りきらずあふれてしまうだけで終わります。
収納を増やすのではなく、今ある収納に収まるように、物の量をコントロールすることが大切です。収納に収まらない場合は物が多すぎます。そのような場合、必要か不要かを見極めて不用品を処分していくようにしましょう。
不用品が減ると片づけが楽になり、自分の時間も増えます。家がいつもきれいな状態を保てるようになるので、以上のルールを実践してみてください。

A片づけで注意したいこと

家族でも物に対する価値観が違います。勝手に捨ててしまうとトラブルになるので、自分の持ち物以外は本人に確認して処分しましょう。
また、家族に対して「片づけなさい」と怒鳴りつけたくなる気持ちもわかりますが、逆効果になってしまうため抑えましょう。
感情的にならず、片づけの重要性を認識してもらうために、少しでも片づけてくれたら誉めてあげてください。
片づけをしてくれたのに「それくらい当たり前でしょう」「置き方が違う」などと指摘したことはありませんか。片づけをした本人からしたら「せっかく片づけをしたのに怒られた」と感じて、片づけをしなくなります。
誉められたら、うれしくなり、やる気が出てきます。片づけたら誉めるを徹底しましょう。

A片づけられない家族とつきあう考え方

色々やっても片づけられないご家族がいる場合、視点を変えてみることをおすすめします。
相談者さんは散らかってしまうことにイライラしてしまい、解決のために片づけるという方法をとられていますが、散らかることを受け入れてしまうのです。
そもそも、散らかるのは家族がいるからです。
散らかる根本をどうにかしたいなら、家族がいなくなれば解決できます。お子さんが家を散らかしても、いずれは自立して家を出ていくでしょう。旦那さんが亡くなった場合、散らかす人はもういません。
誰もいない家に一人で住むのと、家族が散らかしてしまう家に住むのと、どちらが幸せでしょうか。。極端な話になってしまいましたが、「散らかる」ことは家族がいることと捉えましょう。
そのうえでどうしていきたいのかを考えてみると、ストレスの感じ方は違ってきます。

テリトリーを小さくする

そうはいっても散らかっている状況にストレスを感じるでしょう。
それは自分のテリトリー以外も片づけないといけないと思っているからです。子ども部屋の場合、散らかっていることにイライラするお母さんはたくさんいます。
しかし、子ども部屋はお子さんのテリトリーです。家の中に自分のテリトリーを増やすとイライラしてしまいます。
あえて、子ども部屋を見ないように距離を置くことも大切です。そうすると、片付いていないことにイライラしなくなります。
子どもの状態を知るために部屋を見ておきたい場合は「部屋を見ても現状の把握にとどめておく」、「これは親の仕事だと割り切る」とするといいでしょう。

それでも、散らかっている状況にイライラしてしまう場合は、自分だけの場所を作っておきましょう。
散らかっている状況を目にいれないことも精神衛生的に大切です。

A片づけで大量の不用品が出たら

もう一つの質問、大量に不用品が出てしまった場合についても回答します。
片付けで不用品がたくさん出てくると思います。とくに成長により着られなくなった子どもの衣服や流行遅れの大人の衣服、バッグなど収納スペースで眠っている物です。
買い換えで不要になったけど処分に困った家電製品もあるでしょう。家電リサイクル法により処分に手間がかかるのでそのままにしている方も多いと思います。
捨てるのか、売るのかどうしたらよいのか解説します。

捨てる場合

各地方自治体によって処分方法は異なりますが、大量に捨てる場合、思わぬ費用がかかってしまうので注意が必要です。回収してもらえる場合、サイズによって処分用のシールを購入して一つひとつ貼らないといけません。
費用だけではなく、自分で処理場まで持っていかなければいけない自治体もあります。大量にあると家との往復も大変です。
家電リサイクル法が適用されるテレビや冷蔵庫、エアコン、洗濯機は粗大ごみとして処分できません。購入した家電量販店か廃品回収業者に依頼します。自治体に依頼するよりも費用はかかりますが、家まで回収にきてくれるので大型家電の場合だとメリットです。
その他の物も廃品回収業者に依頼すれば、トラックで収集してくれます。トラック1台当たり1~3万円が相場なので、依頼するか状況に応じて考えるようにしましょう。

売る場合

不用品を売ってお金に替える方法は主に2つあります。 それぞれの特徴は以下の通りです。

ネットオークション・フリマアプリ

ネットオークションやフリマアプリなどで、手軽に不用品をお金に変えられます。
ただし、いくつか注意が必要です。ネットオークションやフリマアプリの場合、必ず売れるとは限りませんし、売れても手間がかかります。
数点だけであればそれほど負担ではありませんが、大量にある場合、商品説明、写真撮影、掲載作業、在庫管理や配送業務などまど、大きな負担になりかねません。

ネットオークションやフリマアプリを利用する場合、やはり有名どころのサービスを使う方がよいでしょう。それはユーザーが慣れているので購入しやすいこともありますし、多くの人が利用しているサービスの方があなたの商品を欲しがっている人の割合が多くなるからです。

買取サービス・リサイクルショップ

買取サービスやリサイクルショップを利用すれば、手間がかからずに売却できます。不用品が大量にある場合、出張買取や宅配買取も可能な買取サービスは多いので、一気に片づけたい場合に便利です。

ただしブランド品の服やバッグなどの場合、その価値を正当に判断してくれるお店で買取してもらう方がよい値がつくでしょう。また、ある特定のブランドの強化買取キャンペーンを行っている場合はさらに買取額がアップするので、ブランドによって買取先を比較してみるのも手です。

例えば、ブランド品の高価買取エコリングの「おトクなイベント」など、期間限定で高額買取してもらえるキャンペーンを見逃さないということも高く買取ってもらうテクニックの1つですよ。