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  3. 頭痛持ちですが、どの程度で仕事休みますか?

頭痛持ちですが、どの程度で仕事休みますか?

休む派の意見

女性の多くが経験しているのが頭痛です。
特に多いのが頭の片側がドクンドクンと脈拍に合わせるような頻度で傷む偏頭痛で、症状が出たら必ず頭痛薬を飲んでいるというような人も多いでしょう。

特に偏頭痛を多く発症しがちなのが20~40代の女性で、月経痛と連動して起こることがよくあります。
広義には偏頭痛も生理痛の一つということになりますので、頭痛が起こったからと言って仕事を休むということに抵抗を覚える人もいるようです。

逆に考えれば生理が起こった時に起こる症状であるのだから、生理休業として会社を休むことに何の問題もないというのも一つの意見です。
実際に生理痛が重い人は仕事どころが日常生活にも困る場合がありますので、頭痛がしたら会社を休むというのは全く問題がないと言えるでしょう。

休まない派の意見

一方で、頭痛で仕事を休むことに対して抵抗感を示す人もいます。
風邪やインフルエンザなどの流感によって頭痛が起こったということであれば、周りに迷惑をかけるので休むのもやむなしと思えますが、生理痛の一つとして起こる頭痛の場合、そう頻繁に休むのは申し訳ないと考えるからです。

頭痛に関しては、市販薬としてかなり強い作用のある鎮痛剤が販売されていますので、薬を飲めば治るのだから仕事を休むまでもないと考えてもおかしくはありません。
ですが毎回頭痛が起こるたびに同じ薬を何度も服用していると免疫ができてしまい、薬が効かなくなってしまうということも起こります。
それどころか「薬物乱用頭痛」と言われる、薬を飲むことによって起こる頭痛も発症してしまうことがありますので、あまり薬に頼りすぎてしまうというのもよくありません。

毎回薬を飲んで会社に行っているという人は、それが原因となってますます頭痛になっているということもあるので、無理をして会社に行くというのも問題があるでしょう。
薬を使って頭痛をおさえること自体は問題ありませんが、毎月必ず同じように服用しているという人は、それを当たり前にせず原因をきちんと明らかにした方がよいかもしれません。

たかが頭痛と軽く考えない

頭痛になったときに仕事を休むかどうかについては個人の判断によりますが、毎回同じように起こるのであれば無理に出社することはとてもおすすめできません。

偏頭痛にはいくつか原因があり、場合によっては重い病気が隠されていることもあります。
頭痛がひどくなる原因としては、生理の他に睡眠不足や精神的ストレスなど複数の要因があります。
生活習慣が乱れ気味になっているときに頭痛が起こったなら、それは「休んだほうがいい」という体のサインであると考え、あまり無理をせずに休息をするか、もしくは早めに病院に行って詳しい検査を受けた方がよいでしょう。